2019年の6月頃、財布落としてお金もギリギリ電車賃ぐらいしか持ってない時家にも食料皆無で二日間だけ何も食べずに過ごした。新宿あたりをうろうろしてたら知らない女の子に声かけられた。一緒にご飯食べません?って聞かれたからいつもなら断るけど働いてそうな大人な人だったから奢ってもらえるとおもって良いよって言った。カフェに入ってケーキを頼んだ。むしゃむしゃと食べた。目の前で男と電話してる女の人。なんか弄られてるのか罵声飛ばされてるのかそれに慣れてるのかわからないけど笑いながら今から来てよって言う女の人。それを聞いて、男くるのか嫌だなめんどくさくなりそうだし怖いなこれ食べたら帰るかと思いながらケーキを食べるぼく。ねぇ連絡先交換しようって言われた。いいよって言ってQRコード見せた。食べ終わってそれじゃあって言おうとしたところで急に女性がしくしく泣き出した、誰にも話せなくて聞くだけでいいお願いだから聞いてほしいと言いながら、話し始めた。地元の友達にも東京の友達にもどうやら話せない事情を沢山抱えているみたいで自殺願望があるようだった。1~2時間話をして最後の方には支離滅裂で泣きながら話す女性をみてぼくは落ち着かせることしかできなくなった。年上の人に目の前で泣かれることは初めてのことじゃないし何度かあるけど人見知りのせいで何も言いたいこと思ったことを言えなくてどもっちゃって、結局何もたいしたこと言ってあげられないまま彼女と電話してた男が来て腕を掴んで去っていった。奢られ忘れた。電車賃代でギリギリ払って帰りはかなりの距離を歩いて帰った。最近よく恋愛の話とか別れたとか付き合ったとかよく聞くなってタイミングに
サラリーマンの背中を見てまた色んなこと思いながら帰宅したhttps://ano2mass.hatenablog.com/entry/2019/06/30/220611 こんなことを書きながらもその後すぐに詩を書いた。なんかこれはどうでもよくなかった、一応後日この詩だけ送ったの今になると正気の沙汰じゃないな!
ありがとう。いつかこの詩をあなたの声で聴ける日までは生きたいしきっとその先も生きていけるように強くなります。話聞いてくれてうれしかった。希望をありがとう密かに応援しています。
と返ってきて、希望はないような言葉なのに拙い詩なのにそう言ってもらえて嬉しかったな。世間に求められてなくてもいつか曲でだしたくてそこから変わっていけたな。。ようやく最近、暗い部屋でひとり、ギターを弾いて曲をつけてみた。かなり遅くなっちゃったけど届けられるといいな。

この時、人の恋愛話を聞くことが物凄く多い時期でサラリーマンや主婦を見ては妄想してたな。おかえり。ただいま。それが聞けるだけでよかった。それが聞きたかった。せめて。