壊れやすい。そんなものを好きになると壊れないようにと崩れないようにとうまく台つくってうまく飾るのです人々は。
そして壊したものと壊れたものの間は何しても綺麗に元どおりにはならない、ヒビの入った傷だらけものが残るのです。それでも綺麗と呼ぶのか捨てるのかきっとどっちも少し間違ってるがそこに無かったものにするよりよっぽどいいね、と思うのです。受け手じゃなく。どうするかどうしないかだけのお話でした。だってただの花瓶だから。